第5回 六本木 きものでカランコロン

国際色豊かな街、六本木をきものでお散歩

  • 国際色豊かな街、六本木をきものでお散歩
  • 絹磨×JOTARO SAITO
  • クラシクス・ザ・スモールラグジュアリ

うららかな陽気が街を包む日、千尋さん、栄里さん、友加さんの3人がやってきたのは、六本木です。六本木は、ショッピング、アート、そして世界各国の料理店など、さまざまな文化が入り交じるユニークな街。お気に入りのきもので気持ちもあがった3人は、今日は世界のいろいろな文化に触れようと、いつもとちょっと違う視点で六本木の街を歩いてみることにしました。

千尋さんは、ドットとスクエアのモチーフがモダンな印象のきもの、栄里さんは春らしいピンク色の矢羽根柄のきもの、友加さんはさくらをあしらったきものをそれぞれ今日のコーディネイトに選びました。

まず3人が向かったのは、六本木ヒルズ、けやき坂にある「絹磨×JOTARO SAITO」です。ここは、新進気鋭のきものブランド「JOTARO SAITO」のコンセプトショップ。伝統的な西陣織をベースに、古典柄を大胆に拡大してみせたり、異素材を用いたり。新しい発想から生まれるきものや帯、小物がずらりと並びます。男性きものも取り扱っており、なかでもデニム素材のきものは若い男性にも人気だそう。「今度は彼ときものデートをしたいな」。そんな話で盛り上がります。

次に訪れたのは、同じく六本木ヒルズ、ウェストウォーク内のハンカチ専門店「クラシクス・ザ・スモールラグジュアリ」。西インド諸島やカリブ海でしか生産されないという海島綿を用いたハンカチや、手工芸がさかんなベトナムの刺しゅうなど、世界各地の素材や技が生かされています。購入したハンカチに、イニシャルやお気に入りのモチーフの刺しゅうをすれば、世界で一枚だけのオリジナルハンカチを作ることもできます。ギフトにぴったりなのはもちろん、自分のための大切な一枚を見つけるのにも、夢中になってしまいます。