第4回 神楽坂 きものでカランコロン

きものが似合う風情漂う街並みを歩いて

  • きものが似合う風情漂う街並みを歩いて
  • 毘沙門天善國寺
  • モダンなデザインの和雑貨がたくさん

お正月や成人式、お花見など、冬から春にかけて、この季節は何かときものを着る機会が増えるもの。そんな晴れの日だけでなく、普段のお出掛けにきものを着たいと集まったのは、光咲さん、恵里加さん、麻利恵さんの3人。

せっかく着るのなら、きものが似合う情緒溢れる街に出掛けようと、3人は、和の空間がここかしこの路地裏に残る神楽坂を今日の散歩の場所に選びました。

光咲さんは、深い緑とグレーの縞模様のきものにオレンジの帯、恵里加さんは白地に花模様のきもの、麻利恵さんはベージュにポイントの赤い桜が可愛らしいきものにそれぞれ身を包み、いよいよ神楽坂散歩がスタートです。

まず3人が向かったのは、毘沙門天善國寺です。ここは1595年に建てられたという歴史のあるお寺。神楽坂のパワースポットとも呼ばれ、連日多くの人で賑わう場所です。

すっきりと晴れた青空に朱色の門が映える美しい空間に身を置くと、気持ちも自然と引き締まります。それぞれの願いを胸にお祈りをして、神楽坂めぐりは続きます。

毘沙門天を出て、次に訪れたのは、雑貨店「ここん」です。小さな店内には、モダンなデザインの和雑貨がたくさん。きものの装いにはもちろん、お洋服にも使ってもらいたい、というオーナーの思いを反映した厳選アイテムが揃っています。

色鮮やかな帯留めや髪飾り、手ぬぐいなど、目にも美しい雑貨を前にした3人はお買いものモード全開に。ここでしか出合えない文庫革の型押しお財布シリーズは、柄や形のバリエーションが実に豊富。あれこれ迷いながら、お気に入りを探すという楽しい時間を過ごしました。