第3回 代官山 きものでカランコロン

和と洋の魅力が溶け合う街・代官山

  • 和と洋の魅力が溶け合う街・代官山
  • 珈琲屋台「MOTOYA EXPRESS」
  • 「ディセデザインギャラリー」と「ディセマート」

 成人式やお正月、結婚式など特別なときに着るものと思いがちな着物を普段着として着こなしたい!そんな思いで集まったのは、着物が大好きな友世さん、佳央里さん、美也子さんの3人。

 友世さんはかわいらしい赤系の地にさわやかなブルーの帯、佳央里さんは落ち着いた黒地の中に華やかなバラ柄、美也子さんはシックなグレーの縞模様と、それぞれの個性が光る着物に身を包みました。

 「帯をキュッと締めた瞬間に、気持ちも引き締まります」(友世さん)、「背筋がピンと伸びますね」(佳央里さん)、「歩き方も自然とおしとやかに」(美也子さん)という3人は、いつもよりたたずまいがキリッとしています。

 そんな彼女たちが本日のお散歩に選んだのは代官山でした。緑も多く、ヨーロッパを思わせる街並みで外国から訪れる人々も多い代官山には、意外にも和のお店もたくさんあるのです。「和と洋、両方の魅力を楽しむ」をテーマに"ぶらり代官山の旅"はスタートしました。

 代官山駅を出るとさっそく目に飛び込んできたのが「MOTOYA EXPRESS」の珈琲屋台。「わぁ、コーヒー飲みたい!」と、ミルクコーヒー色のキュートなワゴン車に駆け寄る3人。きんと冷えたアイスコーヒーで喉を潤しながら、街散策に繰り出します。八幡通りに出ると、代官山のランドマークともいえる「代官山アドレス」が。この3階に素敵なお店を見つけました。「ディセデザインギャラリー」と「ディセマート」には、ハイセンスな洋小物や、和風の髪飾り、洋傘と番傘の美しさを融合した24本傘など、着物にぴったりの小物が並んでいます。「これかわいい」「友達の誕生日プレゼントにしよう!」と、みんなお気に入りのものを見つけたようです。